2020.05.18

打つ手は無限!

「打つ手は無限!」という言葉を発しただけで、すごくパワーが出てくるような気がしませんか?

逆の言葉を敢えて書くと、「もう打つ手は無い…」です。

「もう打つ手は無い」と言ってしまったら、本当に無くなってしまいますが、「打つ手は無限!」と発したら可能思考になり、「絶対に何か方法があるはずだ!」と脳がアンテナを張って探しにいきます。

言葉には力があります。

日頃からどのような言葉を使うかによって、決して大袈裟ではなく人生すら変えてしまうものです。

良い言葉を発することはとても大切です。そして、日ごろから良い言葉のシャワーを浴びることも、とても大切です。

言い換えるなら、“どういう言葉を使っている人と付き合っていくか?”ということです。

このコロナの状況になって、私の会社も大変な状況になりましたが、周りの仲間にとても恵まれたと思っています。

誰もマイナスの言葉を言わなかったのです。

大変な状況を乗り越えるために仲間がなんとか振り絞って出したアイディアには「それはいいね!」と肯定し、励まし合いました。

「ここまでは考えられたけど、行き詰っていて…」という悩みを聞けば、みんなでアイディアを出し合い、助け合いました。

このような前向きなやりとりの中で、「打つ手は無限!」と気づくのです。

「八方塞がり」という言葉がありますが、視野を広げてみたら実は「道がまだ残っていた!」ということはよくあると思います。

たとえば、飲食店や食品の会社が物理的にお客様に来ていただけなくなりました。

テイクアウトや冷凍食品を開発し、ネットでの販売が広まり、今ではネットでの売り上げの方が大きいです!
という会社が、今後出てくるかもしれません。

「お客様が来られなくなったから、仕事が無い」ではなく、
「お客様が来られないなら、こちらからお届けしよう!」

という発想の転換ですよね。

これがもし「八方塞がりだ…」と言っていたら、生まれない発想かもしれません。

向いている方向を変えてみたら、道は必ずあるのです。
向いている方向を変えるのは、言葉の力。

「打つ手は無限!」

この言葉を発することで、困難を乗り越えていきたいですね。

 

■お知らせ

5月19日(火)、18:30~19:30

熊本県のとある経営者団体主催のナイトセミナーで、講演をさせていただきます。

YouTubeでのライブ配信ですので、どなた様もご覧いただけます。

よろしければぜひ、ご覧ください。