2025.07.24スマレボ創業ストーリー

#4 素人集団が起こした奇跡 ~半年でトップチームになれた理由~

こんにちは。株式会社スマレボ代表の米澤です。
創業ストーリー第4回、お読みいただきありがとうございます。

 

前回は、不動産業界の「常識」を覆すための「週休2日・19時退社」という新ルール導入と、懐疑的だった営業部長との信頼関係を築くまでの道のりをお話ししました。
「結果を出して、初めて信頼が本物になる」
いよいよ、私たちの真価が問われる時が来ました。

 

「ティッシュ配り」から始まった快進撃

「本当に、売れるんだろうか…」
そんな周囲の不安をよそに、奇跡はすぐに起こりました。
なんと、結成からわずか半年で、チームの女性2人ともで13~14件ものマンションを販売したのです。これはベテランの男性営業にも引けを取らない、驚異的な数字でした。

 

彼女たちは、一体何をしたのか?
特別なことではありません。私が教えた基本を、ただ素直に、愚直にやり続けただけです。

 

例えば、「ティッシュ配り」。
ただ「どうぞ」とティッシュを差し出すのではありません。通行人の前にしっかり立ち、「こんにちは!」と最高の笑顔で手渡す。そして、受け取ってくれた方にすかさず声をかけます。
「ありがとうございます!すぐ近くのマンションなのですが、将来のために、資産を増やしませんか?」
最初は怪訝な顔をされても、彼女たちの丁寧な対応と人当たりの良さに、お客様は少しずつ心を開いてくれます。そして、このティッシュ配りをきっかけにモデルルームへお越しいただき、本当に契約に至るケースが次々と生まれたのです。

 

エレベーターで一緒になったお医者様に声をかけて契約をいただいた女性営業。ラフなスウェット姿で来場されたカップルに、誰もが無理だと思ったのに見事に販売してみせた女性営業。彼女たちの快進撃は、もう誰にも止められませんでした。

 

成功の鍵は「あり方」と「やり方」

なぜ、未経験だった彼女たちが、これほどの成果を出せたのか。
それは、「やり方(スキル)」の前に、彼女たち自身の「あり方(マインド)」が素晴らしかったからです。
ティッシュ配りの手法やビジネスマナーは、あくまで「やり方」です。しかし、それを使う本人が「どうありたいか」を持っていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

 

成果を出した女性たちに共通していたのは、「絶対に稼ぐんだ」という強い気持ちと、健全なライバル意識でした。
互いに競い合い、励まし合いながら、契約という高いハードルを越えていったのです。
そのハングリー精神と負けん気の強さが、教えたスキルを何倍にも増幅させてくれました。

 

結果が、すべての向かい風を追い風に変えた
彼女たちの目覚ましい成果は、社内の空気を完全に変えました。
あれほど懐疑的だった営業部長が、チラシを見て問い合わせのあった一番見込みの高いお客様を、真っ先に彼女たちのチームに回してくれるようになったのです。
もちろん、古参の男性社員から不満の声が上がらなかったわけではありません。しかし、部長は「彼女たちは結果を出している。粘り強くお客様に対応して、契約までこぎつける確率が一番高いんだ」と、毅然とした態度で守ってくれました。

 

数字は、何より雄弁な証明です。
かつての向かい風は、いつしか心地よい追い風に変わっていました。

 

一つの成功が、次の未来を連れてくる

この女性営業チームの成功は、会長からの信頼を絶対的なものにしてくれました。
「米澤さん、もう面接も採用も全部やってくれ」「社員教育も頼む」
次から次へと仕事の依頼をいただくことになったのです。

 

そして、この一連の成功体験と会長との固い絆が、全く新しい、そしてさらに大きな挑戦の扉を開くことになります。
一つの出会いから始まった私の崖っぷちの挑戦は、仲間と共に常識を覆し、こうして次のステージへと繋がっていきました。

 

私の物語は、まだまだ続きます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。